転職で求人の内容を確認する際に、完全週休2日制と週休2日制といった休日体制があるでしょう。週休2日制は良いように感じますが、実はデメリットもあるのです。まず、完全週休2日制のメリットは、やはり安定した休みが取れるということでしょう。完全週休2日制を導入している企業は、土日を休みとしているところが多く、プライベートな予定が立てやすくなります。さらに、年間休日数が増えることもメリットです。完全週休2日制では、年間休日数は120日を超えることが多く、リフレッシュしやすい点もメリットといえるでしょう。休日をしっかり確保したい場合、完全週休2日制の求人を探すことをおすすめします。
一方、完全週休2日制のデメリットには何があるのでしょうか。土日や祝日が休みなのは良いのですが、多くの人が休みであるためどこに行っても混雑している点がデメリットといえます。テーマパークなどの観光地やショッピングモールなどは、多くの人で混雑しているためスケジュール通りにならないことも考えられます。そして、土日は銀行の窓口や役所も休みなので困る時があります。役所などの公共機関に用事がある場合、昼休みに行く必要が出てくるでしょう。
また、週休2日制のメリットは、企業側からすると毎週2日休みとしていないので忙しい時や急に人手不足になった時でも対応しやすい点が挙げられます。稼働日数も多くなるので、商品提供やサービス業などの場合はスピーディーな対応が可能です。しかし、週休2日制は土日が休みだと勘違いして入社する人が多く、入社してから不満を持ち、早々に離職するケースがあるようです。企業側からも週休2日制についてしっかり説明しておくと良いでしょう。